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三重ダルクについて

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三重ダルクはアルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム・盗癖などのアディクション問題を抱える人たちのためのサポート・コミュニティです。
アディクションを「手放す」から、新しい自分を「見つける」まで、おひとりおひとりにあったサポートを提供しています。
三重ダルクには20年以上の歴史があり、たくさんの回復者の人たちの「経験」があります。
また、専門資格を持ったスタッフもたくさん在籍しており、経験だけではなく、理論的根拠に基づいたサポートを行っています。

ディクション(依存症)とは

アディクションとは、ある特定の方法で苦痛や問題を解決しようとし続けた結果、その行為がやめられなくなることです。
アディクションの対象となる行為には、アルコールや薬物などの化学物質の摂取のほか、ギャンブル、ゲームへの耽溺、盗癖、過度のダイエットや働きすぎなどがあります。
ある人は苦痛や不快な症状を取り除くために、ある人は刺激を求めて、ある人は他人や社会からの承認を得るために、お酒や薬物、ギャンブルや窃盗などの特定の行為に解決を求めます。
その結果、むしろ反対にそれらの対象が手放せなくなってしまうのです。
アディクションの状態になると、自分では止めることや欲求を抑えることが難しくなります。
アディクションに至る理由には諸説ありますが、ここには解決があります。
もし、あなたがこれらのアディクションで困っているのなら、ぜひ一度、私たちにアクセスしてみてください。

表メッセージ

三重ダルク代表の市川です。
三重ダルクは、1999年に開設されたアディクション問題を抱える人たちのための回復コミュニティです。

私たちが三重ダルクを開設した理由は、「誰か一人くらい地域社会に味方がいないと、アディクションを手放すことであれ、人生を生きなおすことであれ、その人ひとりきりでは難しい」と考えたからです。1990年代におけるアディクション問題(特に薬物)に対する社会の眼差しは、今よりずっと厳しいものがありました。しかし、アディクションが医学的に定義された病気でもあるように、アディクションの問題を抱えることは、その人個人の責任ではなく、また、決して回復できないというものでもありません。

1999年の開設以来、三重ダルクには20年以上の歴史があります。たくさんの人たちによる回復の経験がここには詰まっています。さらに、私たち自身の継続した学びにより、近年、そのリカバリーは理論的にもより確かなものとなっています。

アディクションの問題を抱える人たちが、新たな人生を手に入れていく過程を間近で見られることは、この仕事に携わる私たちの最大の喜びといえます。 さらに、ご本人だけでなく、ご家族もアディクション問題の当事者といえます。私たちは、ご家族やアディクション問題に関わる関係機関の方々のご相談も歓迎いたします。一人でも多くの方々と回復の喜びを分かち合えるよう、私たちはこれからも努力を続けていきます。

あなたがもし、ご自身やご家族の問題でこのホームページをご覧になっているのなら、ぜひ、一度私たちにコンタクトを取ってみてください。

ソーシャルワーカー 4名 / 臨床心理士 1名 / 保健師 1名 / ヨガセラピスト 1名 / ピア・サポーター 8名

提携医療機関:
独立行政法人国立病院機構 榊原病院
津生協病院
森本メンタルクリニック

出版

ダルクDARC
回復する依存者たち

三重ダルクの
ストリー

沿

1999年 ・三重県津市丸之内に三重ダルク開設
2001年 ・精神障害者グループホーム認可
2005年 ・精神障害者小規模作業所認可
2006年 ・NPO法人格取得
(理事長 南川久美子・常務理事 市川岳仁)
・三重刑務所薬物依存離脱指導教育に講師派遣スタート
・三重県健康福祉部と依存症ネットワーク事業(協働)スタート
2007年 ・三重県精神保健福祉協議会より表彰
2013年 ・就労継続支援B型事業所認可
・自立訓練(生活訓練)事業所認可
・三重刑務所長より感謝状
・村田直樹、理事長に就任
2015年 ・三重県津保護観察所長より感謝状
2017年 ・法務省矯正局名古屋矯正管区長より感謝状
・ネパール・カトマンズにアディクトのためのカフェ「Namaste Coffee」オープン
2019年 ・パフォーマンスシアター「漂流劇場」オープン
・法務大臣より感謝状
2020年 ・志摩市阿児町にて、伊勢志摩プロジェクト「LABO」 スタート
情報公開

パフォーマンス
シアター
劇場

三重ダルクが運営するライブハウス「漂流劇場」。音楽ライブのほか、講演会や映画上映会など、様々なイベントにご利用可能です。
ダルク関係者に限らず、どなたでもご利用がいただけますので、お気軽にお問い合わせください。

漂流劇場 〒514-0027 三重県津市大門28-25
TEL/059-222-7510
お問い合わせ/特定非営利活動法人三重ダルク(担当 裏川・田村まで)

協力

ネパールにある依存症のためのリハビリセンター、“The recovering group rehabilitation center”と業務提携を行い、技術の連携、スタッフ研修の相互受入などを行っています。
また、The Recovering group の活動を支援するためのソーシャビジネスとして、首都カトマンズに「Namaste Coffee」を展開しています。
また、スタッフの資質向上のため、関連学会への参加・学会報告、国際的なアディクションプロフェッショナル養成機関への参加を積極的に行っています。

勢志摩LABO(志摩市阿児町)

三重ダルクが提案する新しいプロジェクト「 Emergence LABO (らぼ)」が、志摩市に新たにオープンしました。
アルコール・ギャンブル・薬物などのアディクション(依存症)をはじめ、さまざまな課題を抱えた方々、地域の人々のための フレキシブルな交流スペースです。「Shima Emergence LABO」では、これまでの「回復」に新しいコンセプト(Emergence)を加え、参加する一人一人がより積極的で創造的な未来を模索(Emergence =創発)します。自然豊かで静かな環境、吹き抜けのホールをはじめとする、ゆとりのリラクゼーションスペース。宿泊可能な研修センターとしても機能します。
また、LABOと並行して、ギャンブル・アルコールのアディクションを持つ人たちのための入所施設「Shima Recovery House」もオープンしています。自然豊かな静かな環境であなたらしい生活を取り戻してみませんか。

志摩LABOについて詳しくみる >

この活動は、一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(外部リンク)の助成を受けています。