スタッフからのコメント

教科書には、アディクションについてアルコール中毒という項目で数行しか書かれていなかった時代、出会ったのは明らかに肝硬変末期の症状があるにもかかわらず、飲んで家族に暴力を振るい続ける人を受診に繋げられなかった後悔が、アディクションをライフワークにするきっかけになりました。

アディクションについての教科書がない時代、足しげく通う様々なあちこちの自助グループの場が、私にとっては教科書でした。

プログラムとか、誰にでもできるツールなんていうものがなかったからこそ、自分の脚と時間を使って、学びとともに自分の感性を研ぎ澄ます「とき」を得ることができたいい時代でした。

そんな私の歴史の中で、ずっとやりたかったことは、「からだの手あて」でした。

ご縁があって、三重ダルクでこのプログラムをさせていただいてます。幸か不幸か、インフルエンザ感染防止のために、感染予防のための三原則の話や手洗いの練習を積んだ矢先に、COVID-19問題が登場しました。
微力なちんぴら保健師ですが、支援しない保健師を目指してぼちぼちやっていきたいと思ってますm(__)m